武勇伝!武勇伝!

これは本来僕が自分のダイアリーに書くような事では無いんだけど、あんまり印象的なので、書いちゃお。


そう、それは僕の上司たる30代後半の課長の話。
課長は持ってる格闘技の段数を足すと100段になるとまことしやかに囁かれる猛者である。
そんな課長がある日高校時代の話をしてくれた。
課長は都内の某私立高校に通っていたのだが、蛮カラな高校で、今考えればユニークな事が色々あったらしい。

  • 二つ名の付いた人がいた

○○(地名)の人喰い虎とか。
ちなみに課長は四天王の一人だった。


  • 四天王

四天王にはそれを統べる頭がいて、その人は腕力では無く、その知性で四天王をまとめていた。
そしてその人は平成維新を目論んでいた(課長曰く今も目論んでいるはず)。
ある日課長はその頭に呼ばれ「お前は学ランの内側に『狂』って刺繍を入れて来い」と指示され、言われた通りに入れた。

  • 白ランがいた

制服は黒の学ランなのに白い学ランを着た人がいた。
年度始めのクラス替えの掲示の際、その人に「お前何組?」と聞いたら「高橋組(仮名)だ!」
構成員だった。
そっちの組じゃねぇよ!とツッコんだ。

  • 隣の高校と抗争していた

一個隣の駅の私立高校と抗争していて、乗り込んだり乗り込まれたりしていた。


いやあすごいですね。
多分聞いたらもっと出て来るんだろうなあ。
ちなみにこの高校は僕の実家からも通学圏内で同じ中学から進学した人もいるんだけど、多分こんなじゃなかったろうな。
しかも当時は男子校だったけど、今は共学、隣の高校も移転して抗争する相手もいない。
僕と課長はちょうど10歳違うけど、10年てのは隔世の感を感じるには充分てことだね。
そんなわけで、今日も四天王の部下である僕達課員は課長の寸止め正拳*1にも動じず*2力を合わせて働いてるよ!

*1:パワハラではありません

*2:よけようとしたり、防ごうとしたりすると危ないから動くなと指示されている