リオネル滅私奉公

しまったチャンピオンズリーグダイジェスト見逃した。
でも前のラウンドの分見たけどまじうんこだったな、あの番組。
チャンピオンズリーグなんて優良コンテンツをあんな風にするなんてまじでうんこ過ぎる。
片瀬那奈となんかよく知らん人達がなんかどうでもいい事を言っておる。
なのでそんな余計な部分を早送りしながら見たら、15分くらいで見終わってしまった。
1時間の番組が、である。
スカパー入れって言われたらそこまでなんたけど、そこまでするつもりは無い。
第一扱っているものが同じなのに余計な付減価値をつけて、品質を下げるなんて消費者として黙ってられない。
あれ、フジテレビにとって視聴者=消費者なのかな?
ま、それはわかんないからいいや。


上記の事を考えた時、真っ先に思い出したのが、「わらいのじかん」である。
テレビ朝日で7、8年前にやってた番組で松本、今田がMC、吉本の老若男女様々な芸人が出演していたと記憶している。
詳しくはwikipediaでも見て欲しい。
企画あり(まっちゃんに機嫌直してもらうために若手が面白い事するみたいなのとか)、スタジオでのネタ披露あり(ガレッジセールとか)、とにかく面白かった。
しかしどういうわけか半年か一年したら、「わらいのじかん2」とか言って杉田かおるとか釈由美子とかえなりかずきとかが入って来て、伊東家みたいな体になって。
こんなので面白くなるわけがないが、いつか面白くなるのではないかというすがるような気分で見ていたのだが、結局半年くらいで終わるまで、面白くなる事は無かった。
世の中はわらいのじかんのような番組を必要としていないのかと悲しい気分になったものだ。


それから3年くらいたった頃、レンタルビデオ屋でたまたまわらいのじかんのビデオを見かけ、とりあえず1巻を借りた。
あんな終わり方だったけど、わらいのじかんが面白かったのは疑いようの無い事だ。
あの爆笑よ、もう一度。


ビデオ1巻には果たして松本今田板尾木村山崎による物真似(?)温泉旅行が収められていた。
5人がバスの中では和田アキ子に、温泉街の射的遊びでは大門団長にといった具合である。
特に秀逸だったのが、温泉につかるシーンで、赤いバンダナにサングラス、ケミカルウォッシュのジージャンジーパンというまごうかたなき5人のハマショーが温泉に入ったり入らなかったりしているのである。
這いつくばった。
俺は面白さの余り実家の床に這いつくばった。
あの日を思い出しながら実家のフローリングに這いつくばった。
でもそれだけだった。
他にもいくつか入ってたけど、なぜか件の温泉旅行のオフショットがかなりの時間収録されていた。
それも時間の都合で放送出来なかった分とかじゃなくて、ほんとに普通のオフショットで何も面白い事を言っていない。
挙句の果てにどうでもいいクイズまで出して来るし。
俺はもはや呆れ果てた。
ビデオならではの特典映像のつもりなんだろうが、そんな付減価値はいらないから、本当に面白い事はなんなのか考えて欲しい。
俺が2巻以降を借りなかったのは言うまでもないが、松本人志はこれ以降テレビ朝日で番組をやっていないのではないだろうか*1
TVによる優良コンテンツの改悪に断固反対!

*1:それ以前でも風穴ダウンタウンくらいしか無かったけど