ニッポンジンナラカバヤキヤロガ

仕事で赤坂行って、昼飯を赤坂サカスで食った。
その店は夜がメインなのかランチタイムは3つくらいしかメニューがなかっのだが、その一つにシェフのイベリコ丼というのがあった。
注文を取りに来たねぇちゃんに聞いてみた。
「これってシェフが調理された物ですか?」
「そうです」
ガーン・・・思いの外あっさりと罪を認めたな。
そうかあ、シェフはきっと神様の為の料理を食べてしまったから豚にされてしまったんだけど、シェフだからなんとかイベリコくらいにしてもらったんだろうなあ。
とか思ってる内にさーバントがディッシュをサーブしてきた。
おぉ、シェフ、変わり果てた姿に・・・。
でもよく考えたら俺は生前のシェフを知らない。
元々こんな奴だったかもしれないし、安易なサンチマンタリスムに浸るのもいかがなものか。
おいしく食べるのがシェフにとってもいい供養になるはずだ。
それにしてもこれ丼とか言っときながら普通に皿だし、すごい洋風。
でも食べてびっくり、蒲焼きのタレみたいな味付け。
見た目との違いが激し過ぎて脳がその差を補正しきれない。
シェフの最後の意地だろうか。
そして写真を撮ろうと思ったけど、上司に理由を聞かれた時ブログのネタに・・・というのが恥ずかしかったので、撮れなかった。