Natural High! 2012

5/26、27で行われた野外フェス、ナチュラルハイに行ってきた。
フジとか朝霧とかに一緒に行くメンツで。
2歳になる娘はこれが初の泊りがけの旅行(実家除く)でしかもいきなりテント泊。
色々不安もあったけど、小さい子が他にもいたおかげもあって割と問題なく過ごせた。
フェスとは言うものの、はなからキャンプに音楽もついてくる、くらいのスタンスだったので、見たのは二日間でたった3組。
そんな数少ない3組を振り返ります。


ASIAN KUNG-FU GENERATION
HP*1の雰囲気や主催団体の名前がEARTH GARDENなんてとこからネイチャー系というかかなりゆるい感じが想像され、実際そんな感じの人(というか知らない人ばっかり)がブッキングされていた所にまさかのアジカンであった。
後藤氏のやってる反原発的?新聞FUTURE TIMESのつながりであろうと思ったら、演奏前のプロデュ*2の挨拶でその旨の発言があった。
僕はアジカンと言えばデビュー当時結構聴いていて、2回程ライブにも行った事があったのだが、曲のポップさが増してきたのとライブが下手なのにげんなりして聞かなくなっていた。
もう7,8年前の話だが、まさかこんな機会でまたライブを見る事になるとは思わなかったなぁ。
ていうか当然ながらメインステージに出演したんだけど、お客さんは入ってもせいぜい300人くらい。
武道館やフジのグリーンステージ(キャパうん万人レベル)でやる人達がこのステージに立つってまじで凄いな。
序盤は聴いた事の無い曲ばかりだったが、相変わらずのゴッチ節。
ミドルテンポの曲ばかりであった(結局最後まで速い曲はやらなかった)。
知らない曲ではあるが、率直な印象としては・・・あながち悪く無いじゃん・・・て感じ。
演奏は一切うまくなってないし、速い曲がなかったから伊地知氏の技巧も目立たずじまいなんだけど、それでもトップランナーとしてシーンを走っているバンドの何かが表出してたのだろうか。
しかも後藤氏は自分達がJ-POPのシーンを走っているという旨のMCをしていて、その現状認識の上でバンドをやっているというのはなんか尊敬に値すると思った。
終演後、後藤氏はロッチ中岡と似ているという事で皆と意見がまとまった。


OKI DUB AINU BAND
開演前メインステージに着いたら20人くらいしかいなくてなんていうか笑った。
嘘、ムカついた。
お前らDUB AINU BANDなめんなよ!
とは言え最終的には150人くらいになってたし、とても盛り上がった。
DUB AINU BANDはアイヌの民族楽器で琴的な物をギターみたいに持って弾く弦楽器、トンコリを軸にしたダブバンドで、トンコリ2人、ベース、ドラム、ダブミキサーという5人組。
ちなみにベースとドラムはTHEATRE BROOKの中条卓と沼澤尚、ダブミックスは内田直之


キセル
兄弟でやってるというのは知っていたが、聴くのは初めて。
演奏や歌とハーモニーも素敵だったし、曲もなんか良かった。
CDも聴いてみようか。
途中メンバー紹介でキーボードがエマーソン北村と紹介されてびびった。
佐藤タイジがソロで出てたはずだから、THEATRE BROOKのメンバー揃っちゃってるよ。
これどっかでシークレットでやったんじゃないの?
とか思ったけど、もう帰る時間だったから帰った。

*1:ちなみにgoogleNatural High!と検索するとトップには同名のデリヘルが出てくる!

*2:プロデューサーの略