不審なパンク

今日出かけようとしたら自転車のタイヤが前後ともパンクしていた。
ちょいと遠くまで行こうとしていたのを予定変更して、自転車屋さんに寄りつつ近場で買い物をするなどして済ませたのだが、これが休みの日で良かった。
実際1,2ヶ月前の平日の朝、後輪がパンクしていたことがあり、危うく会社に遅刻しそうになった事がある。
子供を保育園に送っている身としては結構致命傷に近い状況であったが、幸い冷静に対処できたので遅刻は免れた。
その後パンクを修理してくれた自転車屋さん(今回のとこと同じ店)で、原因を尋ねてみたらチューブが傷んでいたとの事。
空気が足りないと痛みやすい、という話もしてくれたので、2週に1回くらいは空気を入れていた。
その矢先の出来事だったのである。
さらに言うとうちが利用している駐輪場には他にあと2台、前かご部分に子供を乗せるタイプの自転車が止めてあるのだが、うちのがパンクしてから恐らく半月後くらいのタイミングでその2台ともが空気が抜けた状態になっているのを目撃していた。
その時は、やっぱり子供が余計に乗るわけだからタイヤに負担がかかるのかな、くらいに思っていた。
しかし自分の自転車が前回のパンクから1,2ヶ月で、しかも前後輪ともにパンクするというのはさすがにおかしい。
今回も自転車屋さんに原因を聞いたが、前後輪とも小さい穴が開いており、とがった物を踏めばパンクすることはあるが、前後輪ともというのは少々怪しい、人為的なものである可能性もある、との事だった。
うーむ、などと思い家に帰ってくると、ちょうど小さい子供を連れた30前後の女性が駐輪場に入ってきたので、思い切って尋ねてみた。
するとやはりその方は子供乗せ自転車を使用しており、かつ最近前後輪同時にパンクしたことがあるというのだ。
しかもその方はその後、管理会社に事の次第を説明した所、監視カメラが設置されているので記録はされているが、それを確認するには警察に被害届を出す必要があるという返答を受けたという。
面倒なので、結局警察への被害届は出さなかったとの事なので、残りの1台の人が被害届を出していなければ、監視カメラの映像は確認されていないという事になる。


以上の状況から鑑みて、子供乗せ自転車を狙ってタイヤをパンクさせている人間がいると考えるのが妥当だろう。
犯人像や動機みたいなものを想像すると暗澹たる気分になるが、今為すべき事は想像する事ではない。
原因を追究することだ。
そのためにはまず管理会社に連絡、警察に被害届を提出という手続きを踏むことが必要だ。
これを泣き寝入りしてしまっては同じことがまた起きるかもしれない。
もう俺遅刻しそうになって、傘をさしながら子供を抱きかかえて子供の着替えを持って早歩きするのとか嫌だからさ!