ブレーキランプ5回点滅、「ブッコロス」のサイン

先月から首と肩の調子が悪くて、しまいには痛くなって来たので、生まれて初めて整体というやつに行った。
マッサージやらなんやらで大層気持ちいいに違いないと思っていたのだが、これが痛い。
もちろん整体師は「痛くないですか?」と聞いてくれるので、痛いと答えるのだが、それをふまえた少し弱めたマッサージも痛いのである。
なんというかこれ以上痛い痛い言うのは男道に悖る気がするし、緩めたマッサージにすら痛がるようでは顔とは裏腹に優男というイメージが定着してしまう。
3回くらい通ったところでちょっとちゃらめの兄ちゃんにあたって、終わってから感想を聞かれたので、「うーん、痛いかな」と言ったら、いやいやいやいや、気持ち良くなるところですからみたいな感じで、あなた間違ってますよ的な指摘をされてしまった。
うーん、そんな事言われても、揉まれる度に「もっと優しく・・・」とか言ってくる30前のリーマンを想像するとちょっときもい。
だから昨日久しぶりに行った時も同じようにしていたのだが、けったいなもんで慣れて来た。
慣れて来たというのは痛くなくなって来たという意味ではなく、痛みに慣れて来たという意味である。
間違ってる、やっぱ俺間違ってる。
ちなみに昨日もちゃらめの兄ちゃんだったんだけど、終盤の方になって痛くないですか、と聞かれたので反射的に大丈夫です、と答えてしまったのだが、声質的には痛いの我慢してます感丸出し。
彼は言った「相変わらずすごいですね」と。
・・・どういう意味?
そしてなぜ嘲笑気味なの?
さてはあれか、仕事の後は俺をネタに1杯やってやがんだな。
ま、でも間違ってるのは僕だからしょうがないですよね。
とりあえず他のとこも試してみようと思っているが、待合室に置いてあるベルセルクが読みさしなので、決断出来ない。
誰か腕が良くて、絶妙の力加減で、待合室にベルセルクが置いてある整体を知らないか。