集まれ妄想野郎共!

まずは下の記事を読んでいただきたい。
http://www.nikkansports.co.jp/general/news/f-gn-tp0-20080415-348672.html


ご存知の方も多いと思うが、上のような事件があった。
まったくもって暴走も暴行も許されない行為ではあるが、しかし気になる事がいくつかある。
それはまずリーダーの「赤信号で止まるなど、走りが消極的だったので鍛えようと思った」という供述である。
なるほど、気合が足りないと。
あたいら、暴走してんだから信号くらいで止まってどうすんだと。
なんだか反社会的な行為なのに一理ある気がしてしまう。
しかも「走りが消極的」とはサッカー日本代表を評するジャーナリストやブロガーみたいなことを言う。
もっと縦に行けと、リスクを背負えと、シュートを撃てと。


次にリーダーは「無職桜沢久恵容疑者(23)」そして主なメンバーは「県立高校生を含む15〜17歳の暴走族少年9人」。
桜沢容疑者は年下の男の子達を集めてやりたい放題である。
ヒサエ様などと呼ばれているに違いない。
ヒサエ様今日はどこ走りましょうか、てな具合で。


そして注意してみないと気づかないが、「ネット上のプロフィルサイトで、暴走族加入を呼び掛け」ていたという。
ヒサエ様ネットも駆使?
今日日の暴走族はネットで出会った仲間と暴走しているのか?
まるでメンバー募集ではないか。
いや、まるでではない、メンバー募集だ。
ということは
「当方♀(23)計約10人。17号中心に流してます。愛車は○○(←本当は車種を書こうと思ったけど、バイクの知識が無いのでわかりません)。大体平日の深夜に走ってます。興味のある人は夜露死苦。」
てなことが掲示板に書いてあるという事か。
なんてこった、俺とやってる事が変わらないじゃないか。
ということは彼らと暴行を受けた被害者との間には”暴走性”の違いがあったという事だよね。
これはヒサエ様が悪いよね。
募集の段階で暴走性についても具体的に書いておかないと。
「基本的には赤信号では止まりません。」という一文があっても良かったよなぁ。
被害者の彼はきっと暴走はしたいけど、赤信号を無視するだけのプロ志向はなかったんだなぁ、きっと。
そんな暴走性の違いが招いた悲劇と言えるかも知れませんね。