猫タン

最近一つ思い出した話がある。
フジモンことFUJIWARAの藤本が「人志松本のゆるせない話」でこんな話をしていた。
世の中には「自分は猫舌である」と言う人がいるが、実際には「猫舌」というものは存在せず、その人がただ食べるのが下手なせいで口の中が熱くなっているだけだというのだ。
それを見た時は、へー、猫舌ねぇくらいにしか思っていなかった。
しかしよくよく考えると、自分は熱いものを食べた時、よく口の中をやけどする。
これは食べ物を前にすると、急にせっかちになる、というか単純にすぐさま胃の中に収めたいという本能が発露するためと思わる。
さらに悪い事に自分には食べ物を口一杯に頬張る癖もあり、始末が悪い、っていうかもうとにかく本能的。
熱かろうがなんだろうが早く沢山食べたいのである。
やけどしやすいものは飲み物、汁物、そしてなんと言ってもチーズである。
熱々のとろけたチーズは、慌てて頬張ると上部にはりつき、皮膚が爛れるくらいにやけどする。
しかも食べ終わる直前になってやっと後悔するのだが、それもすぐに忘れてしまい、次の日も本能のままに食べる事になるのである。
フジモンの話を踏まえてこの事実を整理すると、自分は食べるのが下手→俗に言う猫舌という事になる。
なんて事だ。
自分が猫舌だなんて考えた事も無かった。
だって猫舌て!かわいらしい!何をかまととぶっとんねん!と、思われてもしょうがない。